映画「不能犯」は、2018年の2月1日に劇場公開された白石晃士監督によるサスペンススリラーになっております。

元になっているのは宮月新と神崎裕也の合作によるホラーコミックになり、松坂桃李と沢尻エリカの主演によって映像化されている作品になります。

あらすじ

自らが殺意を抱く相手の名前とその理由を電話ボックスに貼っておくと、本人に変わって何者かが殺人を請け負ってくれるという都市伝説がまことしやかに囁かれていました。

都会の中で次々と巻き起こっていく変死事件の真相を追っていた刑事の多田友子は、地道な捜査の結果からいつも黒いスーツを身に纏っている宇相吹正というひとりの男性の存在にたどり着きました。

宇相吹には自分自身の手を下した証拠はなく、過去の被害者は全て事故や病気として警察でも処理されていました。

ようやく宇相吹の身柄を確保した捜査班は、多田の上司に当たる夜目が任意による取り調べを開始します。

犯行を立証しようと躍起になっていく夜目は、宇相吹がふとした瞬間に呟いた意味深なセリフに翻弄されていきます。

去年の暮れから別件で連続爆発事件を部下の百々瀬と協力して捜査していた多田は宇相吹との奇妙な繋がりに気付き、更なる犯行を防ぐために果敢に立ち向かっていきます。

キャスト
松坂桃李がこれまでの好青年のイメージを覆すほどの、鬼気迫るような怪演技を披露していることに驚かされました。

1988年神奈川県生まれの俳優さんになり、30歳を迎える2018年は本作品の他にも「娼年」や「孤狼の血」など衝撃作へのチャレンジが続きます。

他人を自分の意のままに操ってきた宇相吹の前に立ちはだかる、沢尻エリカ扮する多田友子の凛とした佇まいが印象的でした。

生まれて初めて思い通りにならない相手を目の前にして、怒りでもなく恐怖でもない不思議な感情が沸いていくことを感じることが出来ます。

ふたりの間にいつしかバットマンとジョーカーのような、不思議な関係性が芽生え始めていくシーンが面白かったです。

見どころ

原作のマンガで描かれていた宇相吹の人間らしい一面やコミカルな性格が、一切排除されているところも味わい深かったです。

直接手を下す訳ではなく、言葉巧みにターゲットをコントロールして破滅へと導いていく主人公の宇相吹正の得体の知れない不気味さが迫力満点です。

警察組織が宇相吹と戦って捕まえて終わりという、単純化された二項対立に止まることのないストーリー展開に惹き込まれていきました。

小さな罪の連鎖が大きな悲劇へと重なり合っていくクライマックスシーンが圧巻です。

「冷たい熱帯魚」や「クリーピー 偽りの隣人」などの、サイコパスを扱った作品に興味のある方にはお勧めです。

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