あらすじ

バラバラになるチームドラゴン

前作でバチスタ手術を成功させたチームドラゴンはそれぞれが元の病院や職場へと戻り、活動していました。

そんなある日、かつてバチスタ手術を成功させたチームドラゴンの再結集を訴えるメールが届けられます。

しかし明真大学付属病院にはチームドラゴンの宿敵ともいえる野口が「リスクマネジメント統括部長」として復帰し、暗躍していました。

続々とほかのメンバーも集まるなか、ある患者のオペを巡り朝田と野口は対立することになります。

患者を第一に考える朝田と経営にしか興味のない野口との溝は決定的になり、朝田らチームドラゴンのメンバー数名は北洋病院へと左遷されてしまい、せっかく再結集したチームドラゴンはバラバラになってしまいます。

問題を抱えた医師たち

北洋病院へ左遷された医師は朝田たちだけではありませんでした。

野口は「明真メディカルシティ構想」を立ち上げ、明真大学付属病院を日本最高峰の病院にしようと考え、それを機にこれまで問題のあった医師たちを北洋病院へと左遷させていたのです。

北洋病院に集まった医師たちは過去に医療ミスや責任を押し付けられ、不遇な環境のもとで厄介者扱いを受けてきた一癖も二癖もある医師たちばかりでした。

やる気のない医師たちばかりの北洋病院はその病院自体も不遇な扱いを受けているのでした。

北洋病院は明真にはメリットがない、助かる見込みのない患者が送られる病院という扱いを受けており、そんな環境でも朝田は明真から送られてくる患者をあきらめることなく助けていこうとします。

新たなチームの結成へ

目の前の患者を助けようとする朝田の姿勢に刺激を受けたのは北洋病院のやる気のない医師でした。

技術は高いもののプライドも高くほかの医師たちと折り合いが悪かった外科医の外山や、過去に医療ミスを押し付けられたせいで人間不信におちいっていた工学技士の野村、論文改ざんで地位を失った消化器外科のエースや、かつて一緒に暮らしていた息子の半身不随の責任を自分で背負っている麻酔医など、それぞれに問題を抱えた医師たちは朝田との手術を通して自らのトラウマや過去を乗り越え、新たなチームドラゴンへの仲間入りを果たしていきます。

そして朝田らの活躍もあり、北洋病院の評判は少しずつ知れ渡ることになり、朝田を頼って患者が訪れるようになっていきます。

日本初の心肝同時移植へ

そんな折に現れたのが、かつて朝田が海外でバチスタ手術を行なった9歳の患者、雄太でした。

限られた設備の中で助けられる唯一の方法として行われた朝田のバチスタ手術により、一命をとりとめた雄太でしたが、その心臓は時間の経過とともに再び悪化し、心臓移植をしなければ助からない状態になっていました。

持病で倒れた野口を緊急オペにより救ったことで一時的に明真に復帰することができた新生チームドラゴンは、雄太の心臓移植に向けて入念なシミュレーションや打ち合わせを重ねます。

しかし雄太のドナーはなかなか見つからず、そんななか肝硬変を発症してしまいます。

まずは雄太の母親の肝臓を移植して肝機能を回復させることを選択し、肝移植の手術を行なうことになりますが、その手術の最中に雄太のドナーとなる心臓が見つかったとの連絡が入ります。

キャスト

朝田龍太郎役:坂口憲二

天才的な技術で難しいオペも難なくこなしてしまう心臓外科医。

患者を救うことに並々ならぬ闘志を燃やす反面、派閥や権力争いなどを嫌い、バチスタ手術成功後はNGOに参加したのちアメリカで心臓移植を学んでいた。

匿名での召集を受け、日本へ帰国したのちに野口と対立することになり、北洋病院へと左遷されることになる。

片岡一美役:内田有紀

ひき逃げ事故に巻き込まれ重傷を負い、明真大学付属病院へと運ばれてくる外資系企業「イーグル・パートナーズ」の社員。

たまたま居合わせた朝田龍太郎に命を救われ、その後は病院の経営を巡って野口と取引をするようになる。

北洋病院を潰そうと画策するが、野口に裏切られたと知ってからは北洋病院の院長・善田と手を組み、野口の失脚に動く。

伊集院登役:小池徹平

前作から登場している若手の心臓外科医。

研修医時代からチームドラゴンに参加していたことで医師として少しずつ成長し、明真大学付属病院で心臓外科医として勤務していたが、朝田とともに北洋病院へ左遷されることとなる。

生真面目な性格で朝田や外山の手技を目の当たりにするうちに外科医としての己の才能に疑問を感じ、苦悩しながら成長していく。

藤吉圭介役:佐々木蔵之介

前作から登場している内科医。

直接朝田らとともにオペに立ち会うことはないが、術後術前の患者のケアや曲者ぞろいのチームドラゴンにおいて医師たちの良き理解者として欠かせない存在。

視聴者的には専門用語が飛び交うオペ中の描写においてどのような手術を行なうのかを分かりやすく解説してくれる人物でもある。

外山誠二役:高橋一生

明真大学付属病院から北洋病院へと左遷される血管外科医。

親や兄弟がみな医師というエリート家系で生まれ育ち、兄たちが優秀であるがゆえに比較されコンプレックスを抱えるようになる。

外科医としての腕は一流だがプライドが高く自信過剰で、朝田に対する対抗心が術中のミスを誘い、患者を命の危険にさらしてしまう。

野村博人役:中村靖日

北洋病院で勤務する臨床工学技士。

工学技士としての能力は高いものの、内気な性格で医療ミスを押し付けられた過去のせいで外科医に対して人間不信におちいっている。

朝田らの励ましや、高度な技術を要する難しいオペをチームで乗り切ったことで徐々に心を開き、チームドラゴンへと参加する。

松平幸太朗役:佐藤二朗

もともとは大学病院の消化器外科でエースとして活躍し、生体間移植を成功させるなど、優秀な外科医だったものの、エースのプレッシャーに耐え兼ねた末に論文の改ざんが発覚し、不遇の扱いを受けることになる。

その後は仕事中でも酒をあおるようになっていたが、かつて手術を行なった患者の母親が食道がんで北洋病院へとやってきたことで、再びメスを握る決意をする。

小高七海役:大塚寧々

いつもチョコレートを食べ、飄々としながらあまりやる気の感じられない女性麻酔医。

その腕前はかつてチームドラゴンで麻酔医を担当した荒瀬が認めるほどの実力だが、医師としての多忙な仕事が原因で愛する息子を下半身不随にしてしまったという負い目を感じ、チームドラゴン入りを拒否していた。

北洋病院に息子が入院し、自らがオペに入ったことで立ち直る。

野口賢雄役:岸部一徳

本作では明真大学付属病院で「リスクマネジメント統括部長」を務める人物。

明真大学付属病院をより高度な医療が実現できる富裕層向けの病院へと生まれ変わらせるための構想を立ち上げる。

病院の評判のために助かる見込みのない患者を北洋病院へと転院させ、朝田たちを潰そうと暗躍する。

心臓に持病を持っており、持病の悪化によって倒れてしまうが、皮肉なことに朝田たちによって命を救われることになる。

見どころ

寄せ集め集団のような北洋病院の医師たち

北洋病院に勤務する医師たちは曲者のような人物ばかりで、異動してきた伊集院もあ然とするほどでした。

どうしようもない医師たちに思えた彼らですが、根底には医師としての強い信念が眠っており、それぞれに暗い過去や事情を抱えていたのです。

野口の暗躍により助かる見込みのない患者ばかりが運ばれてくる北洋病院では難しいオペが多くなります。

しかしそれが医師たちを成長させ、過酷な状況下でも折れることのない朝田の心が、医師たちを変え、徐々にひとつのチームが出来上がっていきます。

問題を抱えていた彼らが潜在能力を発揮する場面や、どのように立ち直っていくのかも見どころのひとつです。

新旧チームドラゴンのそろい踏み

続編となった本作では前作からの登場人物も数名が登場します。

前作でチームドラゴンとしてバチスタ手術の際に麻酔医を担当した荒瀬は、朝田の圧倒的な手技についていける麻酔医が少ないなか、その天才的な腕前でチームに欠かせない存在でした。

彼は本作でもたびたび登場し、北洋病院に勤務する麻酔医・小高とも旧知の仲で、小高のチームドラゴン入りに一役買ってくれることになります。

ほかにも器械出しの看護師・ミキなど、朝田ら新生チームドラゴンが一時的に明真に戻り、かつてチームドラゴンのメンバーで明真大学付属病院に残ったメンバーたちと終盤で合流するシーンは前作を見ていることでより楽しめるシーンでもあります。

成功なるか?心肝同時移植

医龍2の見どころは北洋病院の問題の多い医師たちを立ち直らせ、新たなチームを結成するという寄せ集め集団が少しずつ強くなっていくという物語的なカタルシスにありますが、その集大成となるのが心肝同時移植です。

左遷や責任を押し付けられたことで医師としてくすぶっていた人間たちが明真大学付属病院で、他の医師たちを差し置いて、日本初となる心肝同時移植を行なうことになるのです。

それはかつてないほど難しいオペになりますが、北洋病院で幾度となく難手術を成功させてきた彼らが培ったチームワークでこの難局をいかにして乗り越えるのかは、本作のクライマックスともいえる重要なシーンです。

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