映画「シャニダールの花」は、2013年の7月20日に劇場公開された石井岳龍監督によるラブストーリーになっております。

石井聰亙時代から密かに温めていたシナリオと、岩谷和行が送る独特な映像美が見どころになります。

あらすじ

大手製薬会社シンオウは女性の胸から芽吹く奇妙な花「シャニダール」の成分を解析するために、多額の資金によって研究所を造り患者さんたちに契約金を支払っていました。

植物学者である大瀧賢治はある朝所長を務める吉崎和彦から、新たに赴任してきたセラピストの美月響子を紹介されました。

花の提供者として施設内に収容されている女性たちは、精神的な不安を抱えています。

その不安を取り除くのか提供者自身の意思を尊重するのかで、次第に大瀧と美月は対立を深めていきます。

大瀧に密かな想いを寄せていた提供者・田村ユリエが生命を落としたことによって、シャニダールの危険性が指摘され研究所は重大な決断を迫られることになるのでした。

キャスト

主人公の大瀧賢治の役には、綾野剛のイメージがピッタリとはまっていました。

今時の草食系男子らしくシャニダールに夢中になってしまい、花を咲かせている女性たちの心を読めない様子が微笑ましかったです。

石井岳龍監督の2018年公開「パンク侍、斬られて候」では、正反対の役柄に挑戦して大暴れを披露しています。

黒木華が演じている美月響子との、学者とセラピストの見解の相違からくる微妙な距離感には印象深いものがありました。

自らの肉体を研究のために差し出す女性たちに扮している、伊藤歩や刈谷有衣子・山下リオなどの女優さんたちが可憐なイメージを漂わせています。

美しい男女がスクリーンを彩る中でも、ただひとりの汚れ役として古館寛治が圧倒的な存在感を放っています。

見どころ

タイトルの「シャニダール」に込められている人類進化の歴史に遡っていくほどの深い謎を、個性豊かな登場人物たちが解き明かしていくスリリングな展開に惹き込まれていきます。

イラク北部の山岳地帯で発見された石器時代のシャニダール遺跡からインスパイアされたストーリーになり、ヨーロッパとは一線を画し独自の文化を持つ旧人類・ネアンデルタール人とも密接な関係があります。

シャニダール人は史上初めて遺体に花を備える風習を持った人種としても有名な存在で、本作品の中でも意外な場面で絡んでいきます。

ありきたりな恋愛ものが苦手な方たちも斬新なSFとして楽しむことができますので、幅広い世代の皆さんに鑑賞して頂きたい映画になっています。

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